200万円損した人も!「保険ショップの無料相談」という落とし穴(無料というのは危ないことが多いですね。)
200万円損した人も!「保険ショップの無料相談」という落とし穴
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これまで1万5000件以上の相談を受けてきた、「家計再生コンサルタント」の横山光昭氏。『となりの家のざんねんなお金の話』は、私たちが陥りがちな失敗例を挙げつつ、「失敗に学びお金を増やす」方法を教えてくれる一冊だ。最近、街でよく見かける「保険の無料相談」。高い保険料に悩んでいる人なら、利用してみたくなるだろう。しかし注意しないと、逆に損をしてしまうことも……。実例とともに、注意すべき点を教えてもらった。
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最近、街角やショッピングセンターなどで、「保険の見直し」といった看板を掲げている店をよく見かけます。
しかも、相談料無料をうたっている店がほとんどです。
いわゆる「保険ショップ」と呼ばれる店舗なのですが、無料で加入している保険が適切か診断してくれるだけでなく、あなたにぴったりな保険のアドバイスまでしてくれるなんて、思わず「なんて素晴らしいサービスなんだ」と思ってしまいますよね。
しかし、そんな甘い話が世の中にあるでしょうか。「見直し」「無料」などという言葉に踊らされて利用し、後悔している人が後を絶たないようです。
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●中村さん(37歳/女性)の場合……
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「もう、誰に相談していいのかわかりません」
家計相談に訪れ、打ちひしがれた表情でそんなふうに語るのは、会社員の中村さん。「少しでもいい保険に入りたい」と思って保険ショップを訪れては、3年おきのペースで、これまで6回にわたって保険を乗り換えてきたといいます。
保険ショップの店員は、家族状況や家計状況に基づいて、支払いが可能かどうかについてシミュレーションしてくれたり、希望を聞きながら必要な保障を教えてくれたりと、懇切丁寧に相談に乗ってくれたようです。
そのうえで、自分に最適だという保険を勧めてくれ、中村さんは「安心でお得な保険に加入できた」と満足感を得ていました。
ところがその後、本や雑誌などで保険の記事を目にする度に「もっと自分に適したものがあるのではないか」と悩み、その悩みを解消するためにショップに行っては勧められた保険を契約する……。
そんなことを繰り返してきたようなのです。
そうして中村さんは、何度も保険を乗り換えた結果、なんと200万円近く損をしていたのです。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190617-00065038-gendaibiz-bus_all&p=1
ボランティアではないので、無料というのは危ないことが多いですね。
昔の人は言ったものです。「只(ただ)より高い物はない」