都心5区ビル空室率、過去最低値に迫る

三幸エステート(株)は8日、2018年2月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

東京都心5区の空室率は1.25%(前月比0.12ポイント減)と13ヵ月連続の低下で、06年7月に記録した調査開始以来の最低値1.20%が目前に迫っている。現空面積は6万9,805坪(同5,977坪減)となり、08年1月以来、7万坪を下回った。

1坪当たりの募集賃料は2万7,990円(同295円増)と上昇。募集面積は33万4,069坪(同1万7,068坪増)。

全国6大都市の空室率は、東京23区1.6%(同0.1ポイント減)、札幌市1.1%(同0.2ポイント減)、仙台市5.6%(同0.1ポイント増)、名古屋市3.1%(同0.1ポイント減)、大阪市1.8%(同0.3ポイント減)、福岡市1.3%(同変化なし)。

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