生涯独身…ジャニー喜多川氏の「莫大な遺産」は、誰が受け取るのか

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が、渋谷の自宅マンションから都内の病院に救急搬送されたと報じられたのは、6月19日のこと。それからおよそ3週間後の7月9日、ジャニー氏が解離性脳動脈瘤によるくも膜下出血で亡くなったことが、ジャニーズ事務所より発表された。87歳だった。

いわずもがな、ジャニー氏は一代にして日本の芸能界に巨大帝国を築き上げた立志伝中の人。彼の死が今後の芸能界にどのような影響をもたらすかは、いまだに計り知れない。

中でも注目されているのが、ジャニー氏が遺した莫大な資産の行方だろう。

ジャニーズ事務所は非上場企業。それだけに、経営実態はヴェールに包まれている。

だが、芸能関係者の間では、「ジャニーズはスイスの銀行に口座を持っている」と冗談半分で囁かれてきた。それほどジャニー氏の財産は巨額なもの。いまやジャニーズ事務所の年間売り上げは1000億円を超えると言われるから驚きだ。

「事務所の屋台骨である『嵐』には300万人近いファンクラブ会員がいる。ジャニーズの場合、どのグループでもファンクラブの入会金は一律1000円で、年会費は4000円。つまり『嵐』のファンクラブだけで年に120億円が事務所に転がり込むんです。

さらに、彼らは毎年のように開催しているツアーで100万人以上を動員している。チケット代は9000円。ツアーではグッズも同時に売り出します。チケットとグッズ合わせてひとり1万3000~1万4000円を使うとすれば、約130億円の売り上げになる。他にもCMやテレビ番組のギャラ、CDの売り上げも加味すれば『嵐』単体で年300億円以上を稼ぎ出しているんです」(芸能プロ幹部)

それだけではない。『関ジャニ∞』や『Hey!  Say!  JUMP』、『KinKi Kids』なども、それぞれ50万人以上のファンクラブ会員を抱える。ジャニーズが「1000億円企業」と呼ばれるのも頷けるだろう。

ジャニーズ事務所の創業は1962年にまで遡る。ジャニー氏は実に57年間の長きにわたってアイドル育成に人生を捧げてきたのだ。芸能プロダクションとして巨大化すればするほど、資産は雪だるま式に増えていく。だが、ジャニー氏はそんな大金に目もくれず、手塩にかけてきたタレントをいかに輝かせるかに心血を注いできた。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190705-00065597-gendaibiz-bus_all(Yahoo!ニュースより引用)

 

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